花小路で出会ったシスター
先日、甲府市にある小江戸情緒あふれる町並みを再現した小江戸甲府花小路に行きました。
一歩足を踏み入れるとタイムトラベルの始まりです。
すでに体験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、そこにある甲府亀屋座という江戸時代の芝居小屋を思わせる、こじんまりとした
新しい木材の香る居心地の良い空間で、90歳を超えられたシスターのお話を伺いました。
「幸せに生きるには…」、「人に笑顔で機嫌よく接しなさい」、「当たり前のこと、たとえば朝起きる・
ご飯を食べる・挨拶をする・仕事や学校に行くなどなど、いつも当たり前にしている自分を褒めなさい」
「何か失敗をしたら、自分や周りを責めるのではなく、それをどうクリアしていくかを考えなさい」
「一人一人の個性はあるけれども、命は平等に与えられた尊いものなので、人に優しく、そして
自分を大切にしなさい」、「みなさんは宇宙のすべてのものに支えられ、神様に許されて存在しています。
朝目覚めることがそれであり、守られているということです」、「幸せは、自分で自分の心を明るくすること。
心の中に幸せをつくり上げていく力だと自覚することから始まります」
私はカトリック教徒ではありませんが、自分に優しくなれる、そして存在しているということは
宇宙のすべてのものも神様もご先祖様も味方である、という心強い気持ちになるお話でした。
幸福感を得られ、周りも明るくなるのであれば、意識してみたいと思いました。
最後にシスターの詩を添えます。
当たり前のことに感謝し始めると、
感謝は果てしなく沸き起こります。
あなたの人生も、それにつれて大きくなっていきます。
温かな気持ちで会場を出たところに、たい焼きではなく、甲州まぐろ焼きのお店があり
心はいっぱいでもお腹の空間は埋められずに食べました。
皮は香ばしくあんこもおいしい、手ごろなサイズ感で食べやすかったです。
なぜまぐろ焼きか?今どきは指一本で検索できるので、興味のある方は調べていただいて
さらに興味のある方は食べに行ってみてください。
さあ、江戸時代にタイムトラベル!!