春の風物詩「たけのこ」

先日家に帰ると筍が届いていました。
あーそんな季節か…と思いながら早速あく抜きをしました。

今回はこの「筍」のお話をしようと思います。

たけのこ「筍」の漢字は、一旬(いちじゅん、10日間)で竹になることが由来だそうです。
成長が早く、1日に100㎝を超えるという記録もあるようです。
竹の寿命は100年といわれるなかで、生のたけのこを食べられるのは限られた期間というのは不思議なものですね。
ちなみに「竹の子」とも表示されますよね。「筍」は中国で作られた漢字で、竹の成長を表したもの(前出)。

「竹の子」は日本で作られた漢字で、竹の子供からきているようです。

たけのこにはいくつか種類があるのですが、私たちが普段たべているのは「孟宗竹」という種類です。

たけのこにはタンパク質をはじめカリウムチロシン食物繊維などの栄養が含まれています。

タンパク質は筋肉をつくり、カリウムはむくみの解消、食物繊維は便秘解消に役立ちます。
茹でたたけのこについている白いものが、チロシンというものです。
ドーパミンという神経伝達物質を合成する際に必要で、幸せを感じたり集中力を上げたりするなど、

脳を活性化させる働きがあるそうです。
見栄えが良くないし、ザラザラとしているので、いつもきれいに洗って料理をしていますが、とらないほうがいいみたいですね。

今が旬のたけのこ、我が家ではあく抜きをした日はわさび醬油で食べるのが定番です。
たけのこご飯や土佐煮、若竹煮など、この季節ならではの代表的な食材を食卓に取り入れてみてはいかがですか?

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL